目醒めは特別なことじゃない

物事の捉え方の歪みは、苦痛や苦しみ、辛さ、ストレスを生み出す。 

整意識處の在唯（さい）です。 

前々から、よく聞く勘違いの話。

目醒めると、いいことばかり起こるんでしょ〜

目醒めると、願い事が叶うんでしょ〜

目醒めるって、凄いことよね〜

な〜んて、よく聞きません？

目醒めたって、悟ったって、

今までと同じように、起きることは起こります。

エゴの願い事も、叶ったり、叶わなかったりします。

お腹も空くので、何か食べるし。

眠くもなるので、睡眠も取るし。

別の人間になるわけでもないし。

今と何も変わりません。

じゃ、どうして目醒めようとするの？

って思うでしょ。

健康だった人が、病気になると、どうします？

健康に戻ろうとしますよね？！

それで、病院に行ったり、薬を買って飲んだりします。

それと似ていると思います。

健康に戻らなくていいじゃん！

なんて、思いませんよね。きっと(笑)

それって、

健康を知っているから、

病気になったことがわかるんですよね。

私たち、物心ついた時から、

もうすでに意識の病気にかかってて、

健康かどうかなんて考えないんですよ。

意識の健康がどういう状態なのかわからないのでね。

目醒めるとは、悟りとは、

意識を健康に戻すこととも言えると思います。

正常に戻るだけ。

だから、まったく、

特別なことじゃない。

凄いわけじゃない。

自然な状態に戻るだけ。

ただ、捉え方、見方は変わります。

それが変わることによって、

苦痛や苦しみは、なくなります。

たま〜にね、

自分の承認欲求を満たすために、

目醒めたいと考える人もいるんだけど、

その目的からして歪んでます(笑)

本当の自分に戻りたいっていうのは、

自然な欲求で、目的はありません。

なぜだかわからないけど、

ただそうなりたいだけ。

準備の整った人から、

興味を持つように仕組まれているようです。

ただ、目醒めってことさえも知らない人が多いので、

その入り口として、

楽になりたい。

とか、

自分を変えたい。

とか

楽しく過ごしたい。

等、最初の目的は色々です。

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